exaBase 生成AIとは

exaBase 生成AIは、株式会社Exa Enterprise AIが提供する企業向けのAIチャットサービスです。2023年6月に有料サービスとして開始され、すでに約740社、7万人以上のユーザーに利用されています。このサービスは、高い安全性を確保しつつ、業務の効率化を支援し、業務時間の短縮や生産性の向上に貢献します。AIを活用することで、社内業務の自動化やデータ整理が可能となり、従業員の負担軽減に役立ちます。

exaBase 生成AIの特徴

高い安全性とルールの順守

exaBase 生成AIは、日本国内のデータセンターを利用しており、企業のデータが国外に流出することはありません。また、入力されたデータはAIの学習には使用されず、厳格なプライバシーポリシーのもと運用されています。管理者は、利用者の入力内容を監視・管理でき、機密情報の流出を防ぐための禁止ワード設定も可能です。このように、安全な環境のもとでAIを活用することができます。

社内データとのスムーズな連携

Word、Excel、PDFといった社内文書を取り込み、AIと連携させることで、過去の資料を活用した文書作成や要点の抽出が可能になります。これにより、従来の手作業では時間がかかっていた情報整理や報告書作成を効率化できます。例えば、長文の規約や契約書を短時間で要約し、必要なポイントのみを抽出することも可能です。企業のナレッジを活用し、業務の質を向上させる手助けをします。

業務に特化した便利なテンプレートが充実

exaBase 生成AIには、さまざまな業種や業務に特化したテンプレートが用意されています。例えば、広報資料の作成、議事録のまとめ、顧客対応マニュアルの作成、社内提案書の作成、政策立案のサポート、アイデア出しなどに活用できます。これにより、従業員がゼロから文章を作成する手間が省け、業務の効率が大幅に向上します。

導入事例：川崎汽船株式会社

川崎汽船株式会社では、exaBase 生成AIを導入し、業務の効率化を推進しています。2024年6月の正式導入から半年で、利用者数が2倍に増加し、全社員の半数以上がAIを活用しています。特に、AIを使った報告書や会議資料の作成時間が大幅に短縮され、従業員の業務負担軽減に成功しました。さらに、導入前には月間420時間だった業務削減時間が2770時間へと約6倍に増加し、結果として約15人分の仕事をAIがサポートする形となりました。

料金プランと充実したサポート体制

exaBase 生成AIは、同時に利用できる人数に応じた定額制の料金プランを採用しており、利用者数に制限はありません。さらに、導入企業向けにAIの使い方をサポートする専門プログラムを提供しています。このプログラムでは、AI活用の基本的な知識から実践的な業務への応用方法まで、段階的に学ぶことができるため、初めて生成AIを導入する企業でも安心して活用できます。導入後も、運用の最適化やさらなる活用法についてのコンサルティングを受けることができるため、長期的に効率的な業務環境を維持することが可能です。

まとめ

exaBase 生成AIは、高い安全性と優れたデータ連携機能を備え、企業の多様なニーズに応えるAIサービスです。業務の効率を向上させ、従業員の負担を減らしながら、生産性を最大限に高めることができます。業務のデジタル化を加速し、企業の競争力を向上させたいと考えている企業にとって、exaBase 生成AIは理想的なソリューションとなるでしょう。