高校生でもわかる！簡単にできるAIアプリの作り方

高校生でもわかる！簡単にできるAIアプリの作り方
AIアプリとは？
AIアプリを作る準備
実際にAIアプリを作ってみよう
AIアプリ作りのポイント
次のステップ

高校生でもわかる！簡単にできるAIアプリの作り方

最近、AI技術がいろんな場面で活躍しています。例えば、スマートフォンでの顔認識や、音声アシスタントの利用などがその一例です。でも、実は簡単なAIアプリを自分で作ることもできるんです！この記事では、AIアプリの作り方を高校生にもわかりやすく解説します。

AIアプリとは？

AIアプリは、人工知能を活用した便利なアプリのことです。例えば、以下のようなアプリが含まれます：

写真を認識して動物や物体を判別するアプリ
質問に答えてくれるチャットボット
英語を日本語に翻訳するツール

AIアプリは「機械学習」という仕組みを使って動作します。機械学習では、大量のデータを分析して、そこからルールやパターンを学ぶことで、賢くなります。例えば、写真を認識するアプリでは、猫や犬の画像をたくさん学習することで、「これは猫だ」「これは犬だ」と判断できるようになります。

AIアプリを作る準備

作りたいアプリを決めよう

最初に、どんなアプリを作りたいのかを考えましょう。

長い文章を短くまとめるアプリ
写真から猫を見つけるアプリ
話した言葉を文字に変えるアプリ
クイズの答えを自動で教えてくれるアプリ

具体的な目標を設定することで、必要なツールやデータが明確になります。他のアプリを調べて、アイデアを参考にするのも良い方法です。

必要なツールを用意しよう

AIアプリを作るには、以下のツールを用意します。

プログラミング言語: Pythonは初心者向けで簡単です。
AIライブラリ: TensorFlowやPyTorchなど、AIの仕組みを簡単に利用できるツールです。
開発環境: Google ColabやJupyter Notebookを使えば、特別なソフトをインストールせずに始められます。

データを集めよう

AIは「データ」を学習して賢くなります。作りたいアプリに合ったデータを集めましょう。

テキスト要約アプリの場合：たくさんの文章データ
写真認識アプリの場合：犬や猫などの画像データ

データを集めたら、「前処理」という作業でデータを整理して使いやすくします。これにより、AIが効率よく学習できます。

実際にAIアプリを作ってみよう

ここでは、文章を短くまとめる「テキスト要約アプリ」の作り方を説明します。

必要なツールをインストール

以下のコマンドを使って必要なライブラリをインストールします。

pip install transformers streamlit

このコマンドで、AIモデルを簡単に使える「Transformers」と、アプリを作るための「Streamlit」がインストールされます。

コードを書いてみよう

以下のPythonコードを使うと、簡単にテキスト要約アプリを作ることができます。

import streamlit as st
from transformers import pipeline

# アプリのタイトル
st.title("簡単！AIで文章を要約するアプリ")

# ユーザーが入力する部分
text = st.text_area("要約したい文章をここに入力してください")

# ボタンが押されたら要約開始
if st.button("要約する"):
    summarizer = pipeline("summarization")
    summary = summarizer(text, max_length=50, min_length=25, do_sample=False)
    st.write("要約結果:")
    st.write(summary[0]['summary_text'])