【高校生にもわかる】ChatGPT APIの料金と使い方をやさしく解説!完全ガイド
ChatGPT APIって聞いたことあるけど、「ちょっと難しそう…」と思っていませんか?最近では高校の情報の授業などでも話題になっているAI技術。この記事では、AIの授業を数回受けたことのある高校生に向けて、ChatGPT APIの仕組みや料金、使い方のコツなどをやさしく解説していきます。
ChatGPT APIとは?どんなことができる?
ChatGPT APIは、OpenAIという会社が提供しているAIサービスで、文章を作ったり、会話をしたりするAIをアプリやウェブツールに組み込むことができます。たとえば、LINEで自動返信してくれるボットや、質問に答えてくれる学習サポートアプリなどに使われています。
このAPIを使えば、自分だけのAIアプリを作ることも可能です。プログラミングの授業や、技術系の部活動でのアイデアにも活かせます。
どんな種類のモデルがあるの?
ChatGPT APIには複数のモデルがありますが、よく使われているのは以下の2種類です。
● GPT-4 Turbo(高性能で新しいモデル)
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入力(質問など):1,000トークンあたり約1.5円($0.01)
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出力(返答):1,000トークンあたり約4.5円($0.03) → 正確で自然な文章が作れます。難しい質問への対応も得意です。
● GPT-3.5 Turbo(コスパのよいモデル)
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入力:1,000トークンあたり約0.07円($0.0005)
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出力:1,000トークンあたり約0.22円($0.0015) → 安く使えるので、練習やお試しにおすすめです。
トークンってなに?
トークンとは、AIが文章を理解・生成するときに使う単位のことです。日本語では1〜2文字くらいが1トークンになります。
例:
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「こんにちは」→ 約5トークン
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「今日は天気がいいですね」→ 約10トークン
1,000トークンは日本語でおよそ750〜1,000文字分で、スマホの画面だと1〜2ページくらいの長さです。トークン数が多くなるほど、料金も上がります。
実際の料金をシミュレーションしてみよう
たとえば、GPT-4 Turboを使って500トークンの質問をして、500トークンの返答があった場合:
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入力:$0.005(約0.75円)
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出力:$0.015(約2.25円)
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合計:$0.02(約3円)
1回使うだけなら数円で済むので、試すだけならおこづかいの範囲内で十分可能です。
どうやって始めるの?
ChatGPT APIを使うには、まずOpenAIの公式サイトでアカウントを作成します。そして「APIキー」という専用のキー(カギ)を発行してもらい、それを使ってAIにアクセスします。
手順はOpenAIのサイトにわかりやすく書かれているので、順番通りに進めれば心配いりません。
さらに、新しくアカウントを作成したユーザーには、約750円分($5)の無料クレジットがもらえることもあるので、お金をかけずに試すチャンスです!
どのモデルを選べばいいの?
用途によって選ぶモデルが変わります。
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GPT-3.5 Turbo:安くて使いやすく、はじめての人や学習用にぴったり
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GPT-4 Turbo:文章の質や精度を重視したい、本格的に使いたい人向け
最初はGPT-3.5 Turboで試して、物足りなくなったらGPT-4 Turboに切り替えるのがスマートです。
料金をおさえるコツってある?
はい、少しの工夫で料金を安く抑えることができます。
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質問や返答はできるだけシンプルにする
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必要な情報だけをやり取りする
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max_tokens(最大トークン数)の設定で返答の長さをコントロールする
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複数の質問を1つにまとめて効率よく聞く
こうした工夫でトークンの数を減らせば、その分料金も少なくなります。
どんな場面で使えるの?
ChatGPT APIは、勉強や趣味などいろいろな場面で活用できます。
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レポートや作文の下書き
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発表やプレゼン資料の作成
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プログラミングのサポート
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小説やマンガのアイデア出し
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SNS投稿やブログの内容作成
学校の活動や部活でも活躍できるアイデアが見つかるかもしれません。
まとめ:ChatGPT APIを試してみよう!
ChatGPT APIは、最初はむずかしく感じるかもしれませんが、実際に使ってみると意外とシンプルです。無料のクレジットもあるので、まずは気軽に試してみるのが良いでしょう。
自分の質問を考えてみたり、AIのアイデアをもらったりすることで、勉強や趣味、学校生活がもっと楽しく、便利になります。
AIと一緒に、自分の可能性をどんどん広げてみてください!
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